禅林寺永観堂 俳句コンテスト

ブログの更新をお休みして、京都へ行ってきました。
目的は『禅林寺永観堂 宗祖法然上人立教開宗八五〇年記念 第一回俳句コンテスト』の結果確認です。

もともと緊急事態宣言の終了後に旅程を組んでいたのですが、ご存知のとおり急に延長されたため、結局ひとりで行くことに。
たまにはひとり旅も良いか、と割り切って新幹線に乗りました。

都内から約3時間。
午前9時の京都はすでに茹だるような猛暑で、駅を降りた瞬間から長袖シャツを後悔するというハプニング……。
道中で吟行しようという当初の思惑は消し飛び、話し相手もなく永観堂まで歩いたときには、もうへろへろになっていました。

山門前の階段で待つこと10分ほど。

開門一番、受付へ参拝を申し出ると、「俳句コンテストの方ですね。おめでとうございます!」とたいへん親身に対応して下さる事務の女性。
一瞬で疲れが吹き飛びます。

機械的に参拝客をさばく寺社が多いなか、永観堂は事務の方も僧の方もみなさん笑顔がステキで、とても気持ちが良かったです。

俳句の掲示場所や境内の歩き方など、不安な部分をすべて丁寧に案内して頂いたおかげで、迷わず目的の場所へ到着できました。

※永観堂のご厚意で特別に撮影させて頂きました。通常、堂内は撮影禁止ですのでご注意ください。

こちらが入賞作品です。

まず驚いたのは、ここにある俳句ぜんぶ毛筆で短冊に清書されていること。
一句一句手書きです。
いったいどれだけの時間と労力をかけて頂いたのでしょうね……?

入選者のひとりとして、感謝に耐えません。
関係者のみなさまに、心より御礼申し上げたいと思います。

本当はすべての短冊を記録しておきたかったのですが、時間とスマホのバッテリーの都合で受賞句だけ撮影してきました。
見に行けなかった方々のために、ブログへ張り付けておきます。

最優秀賞の桜井教人さん
優秀賞のけーい〇さん、富山の露玉さん、古田秀さん、穂積天玲さん、山名凌霄さん
特別賞の海瀬安紀子さん、寺津豪佐さん

今回受賞されたみなさん、おめでとうございます!

なお、永観堂さまより「第二回もやりますので、ふるってご参加ください!」とのメッセージをお預かりしました。
ホームページ等で確認できるようですので、読者のみなさんも一句いかがでしょうか?

以下、リンクを張り付けておきます。

http://www.eikando.or.jp/osirase.html


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