一句一遊　番組投稿句

2021年5月15日2021年5月30日

一句一遊に投句しはじめてから約二年。
今回でちょうど百週目を迎えました。

総投句数は250句くらいでしょうか。
ひと区切りついた感じです。

記念すべき（？）百週目は、「清涼飲料水」という季語が出題されました。

十音もあるので、当然「ソーダ水とかラムネとか、音数の少ない傍題に変えて詠もう」と思っていたのですが……

『一句一遊　聞き書き隊』という情報筋で「水曜日クラス以上は主題のまま挑戦せよ！」という夏井先生の指示があることを知り、悶絶しながら作句する羽目に。

何と言うか……
この番組のおかげ、もしくはこの番組のせいで、やたら長い季語に対する耐性が付いた気がします。

　・　ベドウィンの歴史清涼飲料水べどうぃんのれきし　せいりょういんりょうすい
　　―　砂漠の民の文化史って本当にスルメです

　・　金星で息す清涼飲料水きんせいでいきす　せいりょういんりょうすい
　　―　飲んだ時のあの息苦しさをどう表現するか悩みました

　・　君去りし驛を筍流しかなきみさりしえきを　たけのこながしかな
　　―　以前べつの大会に応募して落選した句を再投稿

　・　筍流しゆゑ風呂で相馬節たけのこながしゆえ　ふろでそうまぶし
　　―　ゴツゴツしてあまり良い句ではありませんが……因果のない因果関係を詠みたくて