一句一遊 番組投稿句
初めて俳句を詠んでから二年半、日々の習慣づけとして『一句一遊』と『NHK俳句』に毎回欠かさず投句してきました。
その際、訓練を兼ねて、ひとつの兼題に対し二句ずつ視点を変えて作るようにしているのですが、夏井先生から「水曜日に読まれるレベルの人は一題一句に絞りなさい」と言われている手前もあり、次回から一句のみとすることを決断しました。
ひとつに絞るということは、それだけ捨て句が増えることを意味します。
苦心して詠んだ俳句を捨てるのは心が痛むところですが、捨離断の精神で良句を磨きぬく境地に至れれば……と夢想しています。
兼題:栄という字が入った俳句
・ シャッターの栄通りを後の月
― ひなびた商店街の名前と言えば「栄通り」
・ 栄養は七本足の尾花蛸
― 尾花蛸という季語を考えついた人すごいと思います…
兼題:麦湯
・ 麦湯女の貌なる妻と本所筋
― まだふたりで出掛ける絆があったころの思い出?
・ 行灯のむぎゆの透かし江戸訛り
― 配合がありきたりかなぁ…と思いつつも江戸っ子として一句
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